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小暑

「小暑」(しょうしょ)、各地で梅雨が明けようとしていますが、急にセミが鳴き始めました。すでに暑い夏が始まっているようにも感じます。
旬の食材では、桃、ミョウガ、ゴーヤなどがあり、植物ではサルスベリが鮮やかな花を咲かせます。夏を迎え体も夏を感じ始めましたが、すでに体調を崩している方が増えています。人間は、地球の厳しい環境に適応し進化をしてきました。マスコミで報じられている体調管理を実践していると自分自身をあまやかす一方です。地球環境の変化に伴い私たちの身体まで自然破壊が起こっています。無理は禁物ですが、多少の我慢と、自然界に順応していく工夫も大切です。厳しさから逃げてばかりでは人間は退化していく一方です。体が夏を乗り切る為、意識も夏を乗り越えましょう。うなぎは江戸時代の商売目的と言われていますが、実際にうなぎはこの時期に有効な食材です。暑さに負けず元気出していきましょう。
地球が太陽の周りを一周する365.24日を一年としている。
旧暦=太陰太陽暦
月(太陰)の満ち欠けを基準とした一年は354日、太陽が示す一年は365日と約11日もズレが生じる。そこで、正しい季節を知るために、太陽が示す一年を二十四分割し、「二十四節気」や「七十二候」とし、月が示す日付と太陽が示す季節を組み合わせたものが、「太陰太陽歴」=「旧暦」だ。
「小暑」の次は、「大暑」(たいしょ)、夏本番を迎えます。
引用 Kinetic Forum